癌微小環境とサルコペニアの連関をターゲットとした革新的な膵癌治療法の探索

  • 間野 洋平
    研究代表者
    独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター)
  • 吉住 朋晴
    研究分担者/共同研究者
    九州大学
  • 杉町 圭史
    研究分担者/共同研究者
    独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター)

研究課題情報

体系的番号
JP22K08884
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
22K08884
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関
  • 独立行政法人国立病院機構(九州がんセンター臨床研究センター)
研究期間 (年度)
2022-04-01 〜 2025-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)

研究概要

我々は、これまでCAFなどの癌微小環境に関する研究を進めてきたが、その研究の過程で、筋肉を委縮させる働きがあるミオカインが、CAFから産生されており、さらにCAF自身の活性化を誘導することを発見した。癌に関連した細胞が、直接筋組織に作用する報告は無く、膵癌患者におけるサルコペニア発生の機序の一つである可能性が考えられる。 以上の背景を踏まえ、我々は、膵癌において、癌の微小環境とサルコペニアとの関わりを明らかにすることで、多くの癌で問題となっているサルコペニアの新たな治療法の開発を目指す。

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