iPS細胞のエクソソームを用いたT細胞制御による自己免疫疾患の新規治療法開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K10221
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K10221
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57060:外科系歯学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
近年、間葉系幹細胞から細胞外小胞(エクソソーム)が放出され、それが標的細胞に運搬されることで、様々な生物学的機能を持ち、それが治療効果をもたらすことが期待されている。われわれの過去の研究からヒト歯髄幹細胞の培養上清(CM)には骨髄由来幹細胞のCMより組織再生や免疫抑制因子が多く含まれていることが分かった。しかし、細胞の状態によってそれら因子が少ないものもあり、一定の品質を担保することが難しかった。 そこで、安定した品質を担保するため歯髄幹細胞をiPS細胞化し、それから安定したエクソソームが取り出し、それらを自己免疫疾患モデルマウスに投与することで治療効果の確認を行う。