野良猫の有無と消滅過程に注目した人間・社会の総合的研究方法の開拓

研究課題情報

体系的番号
JP22K18253
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
22K18253
研究種目
挑戦的研究(開拓)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
研究機関
  • 東京大学
研究期間 (年度)
2022-06-30 〜 2027-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
25,090,000 円 (直接経費: 19,300,000 円 間接経費: 5,790,000 円)

研究概要

野良猫の有無とその消滅過程に注目して、人間・社会の諸特質(家族形態、高齢化態様と介護形態、高齢者の孤独、猫餌の相対価格、帝国主義・植民地主義の経験とその変容、動物愛護思想、住環境、衛生意識、動物観など、従来はそれぞれ個別に認識されてきたことがら)を総合的に理解する。猫という農耕定着以降に家畜化した動物(犬と比べるなら家畜化の程度が低く、他の家畜よりも相対的に人間による介入・改変が及んでいない動物)と人との関係を、「自由猫」という概念を用いて、総合的に認識し直すことによって、新たに見えてくるであろう人間・社会の秘密を解明し、家畜人文・社会科学という新しい研究方法・領域の可能性を開拓する。

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