機能獲得型変異p53が制御する癌幹細胞化の解明と治療戦略の確立
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K19577
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K19577
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 公立学校共済組合九州中央病院(臨床研究センター)
- 研究期間 (年度)
- 2022-06-30 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 6,500,000 円 (直接経費: 5,000,000 円 間接経費: 1,500,000 円)
研究概要
再発と転移は癌の克服を難しくさせているが,原因の一つに抗癌剤治療に抵抗性を示す癌幹細胞が考えられる。癌の癌幹細胞化のメカニズムのひとつにエピゲノム異常が関与すると考えられ,癌抑制遺伝子p53機能獲得型変異体がエピゲノム異常を起こすことで癌の増殖を亢進させることが報告された。本研究はp53変異体が癌幹細胞化にどのような影響を与えるかを基礎研究で明らかにし,さらに臨床検体による大型コホートを用いてp53変異と癌幹細胞の関連性を明らかにすることで,p53変異ステータスが癌幹細胞の特性決定に起因するという従来とは全く異なる視点からの新規癌幹細胞形成モデルの提唱に挑戦する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040292706157497728
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN