アジアの熱帯林、亜熱帯林、温帯林における細根に起因する炭素動態の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22KK0168
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22KK0168
- 研究種目
- 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 中区分63:環境解析評価およびその関連分野
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-10-07 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,160,000 円 (直接経費: 13,200,000 円 間接経費: 3,960,000 円)
研究概要
多様な森林生態系の持続的な管理を実現するうえで、生物多様性と森林炭素固定などの生態系機能との関係を理解し、多様な森林生態系を維持していくことの科学的根拠を、国家の枠組みを超えて集積することが不可欠である。本研究では、モンスーンアジア域の熱帯(マレーシア)、亜熱帯(台湾)、温帯(福岡、関西)の4つの地域を包括するネットワークを構築し、細根の成長、分解枯死、炭素放出(呼吸等)の時間変動パターンを明らかにする。細根の炭素動態計測技術を駆使することで、樹種の多様性が果たして森林地下部の炭素固定能を強化するのかどうか、海外共同研究者とともに明らかにする。