「大併合」操作に基づく量化に関する比較統語論的研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K00589
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K00589
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分02080:英語学関連
- 研究機関
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- 大阪大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 3,900,000 円 (直接経費: 3,000,000 円 間接経費: 900,000 円)
研究概要
生成文法の枠組みにおいては「移動現象」を扱う研究が理論の発展を牽引してきた。ここで「移動」の有無を確かめる手段として広く採用されてきたのが「島の効果」である。ところが近年、移動が関与していると思われる構文において、この島の効果が見られない場合が報告されている。本研究では、Chomsky (2017)が提唱する大併合(MERGE)に基づくミニマリストプログラムの枠組みにおいて、「島の効果」を示さない場合について、先行研究の問題点を指摘し、その統語的な特性を明らかにした上で、新たな付加構造構築のメカニズム及びその操作に係る条件を提唱する。