現代東北アジアの形成:新潟県知事北村一男の生涯に基づく考察
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- 左近 幸村
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K00795
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K00795
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分03010:史学一般関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 2,600,000 円 (直接経費: 2,000,000 円 間接経費: 600,000 円)
研究概要
本研究は、1955年から1961年まで新潟県知事を務めた北村一男(1897-1965年)の国際的な活動に焦点を当てることで、地方から見た日ソ関係史や、20世紀の東北アジア史を描くことを目的とする。北村は戦前、日魯漁業の社員としてソ連と深くかかわり、戦後は参議院議員や新潟県知事として活躍した。特に知事としては、訪米訪ソを果たし、北朝鮮にも訪問して帰国事業を推進するなど、外交にも積極的だった。加えて、新潟の米軍基地拡張反対運動にも深くかかわることになった。北村は新潟という地域と世界をつなぐ接点となった人物であり、彼を通じて、地域史から見た世界史叙述を試みる。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040295802070325120
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN