コロナ禍における遠隔授業の浸透により、オンデマンド授業やハイブリッドによる対面・遠隔併用の授業などが実施されるようになった。本学では2004年度からLMSを用いた情報リテラシー教育「情報基礎」を実施しているが、コロナ禍で対面授業からオンデマンド授業となってから、再履修者が増加している。本研究は、LMSに大量に蓄積されたログデータを用いて対面授業とオンデマンド授業における学習者の行動の差異を分析し、これに基づいて、エビデンスに基づく適切な学修指導を行うシステムを開発し、実際の授業おけるシステムの効果に関する実証実験を行うものである。