消化器癌患者末梢血とTLSにおける腫瘍特異的CD8+T細胞の疲弊ステージの解析

研究課題情報

体系的番号
JP23K07376
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
23K07376
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2023-04-01 〜 2026-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)

研究概要

腫瘍特異的CD8+T細胞は二次リンパ組織(SLO)で抗原提示を受け活性化する過程で疲弊T細胞(Tex)となり、その発現分子と機能により定義される3つの階層的なステージを経て疲弊が進行する。免疫チェックポイント阻害(ICB)は、SLOにおけるTexを再活性化することで抗腫瘍効果をもたらす。一方で、腫瘍組織中の三次リンパ組織様構造(TLS)においてもCD8+T細胞への腫瘍抗原提示は行われているが、そのTexのステージやICBへの反応性は不明である。本研究では腫瘍組織TLSのCD8+T細胞の疲弊状態を解明し、ICB効果との関連と共に、末梢循環中のSLO由来Texとの機能的差異を探索する。

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