歯乳頭に発現するSPARC関連因子による分化制御機構の解明と歯の再生の試み
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K09140
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K09140
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57020:病態系口腔科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
これまでに上皮系幹細胞と間葉系幹細胞によって歯の再生を促す方法が提案されているが実現には至っていない。我々は、先行研究にて微量RNA seq解析により、歯胚発生過程の上皮間葉相互作用における歯乳頭に高発現する因子を同定した。本研究では、歯乳頭に発現するSPARC関連因子による歯髄血管新生制御機構および象牙芽細胞の分化制御機構を解明し、歯の形態形成への影響を明らかにすることを目的とする。本研究で得られた結果により、発生・再生研究や幹細胞研究において有益な情報を提供し、歯の再生治療を含めた新規治療法の開発を目指す。