古代ローマ建造物に見られる失われた型枠について
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- 小川 拓郎
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K13486
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K13486
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分23040:建築史および意匠関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
古代ローマ建築において,円筒ヴォールト,交差ヴォールト,ドームなどを建造する際に,コンクリート打設のために組まれた木の型枠が躯体に転写することがあるが,こうした型枠はコンクリート養生後に取り去られるため現物は残らない。3D実測の分解能を上げていくことで,遺構そのものだけではなく,既に失われた型枠の形すら実測することは出来ないだろうか。本研究では,古代ローマ建造物の型枠の転写を対象に,申請者自身が既に確認しているポンペイ,ヘルクラネウム,オスティア,また,ローマではコロッセウム,ゴルディアーニの霊廟,アウレリアヌス城壁において失われた型枠の形の記録・分析を試みる。