核内受容体とリピート病から紐解く環境化学物質による胎児期脳神経系影響の発現基盤
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23H00521
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23H00521
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分63:環境解析評価およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 47,190,000 円 (直接経費: 36,300,000 円 間接経費: 10,890,000 円)
研究概要
食品容器などのプラスチック原料であるビスフェノールAは、胎児期における極微量の暴露での生殖系のみならず脳神経系への悪影響が知られる有害環境化学物質である。こうした化学物質の胎児期に起因する神経系影響の機構解明は、ヒト健康・安全のために必須緊要な課題である。申請者らは、最近、リピート配列に女性ホルモン・エストロゲン受容体が応答し転写活性を発揮するという新発見をした。本課題研究では、最新のゲノム解析技術と原子間力顕微鏡を用いた構造解析を統合して、化学物質暴露による脳神経影響の分子基盤を解明する。