産業排出GHGの固体C化とグリーン資源化で拓く脱炭素触媒プロセスの学理と実理
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23H00530
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23H00530
- 研究種目
- 基盤研究(A)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 中区分64:環境保全対策およびその関連分野
- 研究機関
-
- 静岡大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 47,450,000 円 (直接経費: 36,500,000 円 間接経費: 10,950,000 円)
研究概要
本研究では、温室効果ガス(GHG)であるCO2を触媒材料により化学変換し、その削減と資源化を図るCCU型触媒プロセスを構築する。具体的には、プロセス排出のCO2ガス(CO2+空気成分、CO2の分離・濃縮なし)からメタン化反応でCH4を製造し、製造CH4をCO2とのドライ改質反応で合成ガス(CO+H2)へと変換する。そして、この合成ガスから固体炭素を捕集しつつ、フィッシャー・トロプシュ(FT)反応でグリーン系炭化水素資源を製造する触媒プロセスを構築する。いずれの触媒変換システムも、原料の大量処理と熱エネルギーの効率的な制御を実現する構造体触媒システムで構築することを基本としている。