人間の記号処理能力の基盤を探る-言語の形式と意味をつなぐ認知神経システムの解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23H05493 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23H05493
- 研究種目
- 基盤研究(S)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 大区分J
- 研究機関
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- 早稲田大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-12 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 201,760,000 円 (直接経費: 155,200,000 円 間接経費: 46,560,000 円)
研究概要
高度に発達した記号、すなわちソシュールの言う「形式と意味の恣意的な結びつき」の使用は、言語、思考、推論など人間の高次認知能力の根幹である。しかし、形式から意味へ、ないしは意味から形式への情報の変換が、脳内でいつ、どこで、どのようになされるのかはまだ十分にわかっていない。本研究では、海馬・海馬傍回および側頭葉に存在する「形式と意味の結びつきを媒介するシステム」が、神経律動の同期を制御することで両者を結びつけているという仮説のもとで、言語を学習、記憶、処理する際の神経活動を脳磁図および頭蓋内脳波によって記録し、時間分解多変量パタン解析、神経律動同期性解析など、機械学習を用いた解析を行って検証する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040295802079036032
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN
- IRDB