特異な音響空間内における音を知覚する体験の設計とその配信技術の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K17267
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K17267
- 研究種目
- 挑戦的研究(開拓)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分1:思想、芸術およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-06-30 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 25,740,000 円 (直接経費: 19,800,000 円 間接経費: 5,940,000 円)
研究概要
本研究では、自然界には存在しない人工空間としての無響室と残響室において、現代の作家との協働により音の知覚体験そのものを考察する作品を制作する。あわせて、聴衆の立ち合いが難しいこれらの音響空間における音の知覚体験を、配信という形で共有すべく、原音場の再現性に優れたアンビソニックスと、時間領域での再現性が極めて高いダイレクト・ストリーム・デジタル(以下DSD)とを組み合わせた技術を開発する。特異な音響空間を用いて、音を知覚する、ということの意味を問い直す作品の制作と、これまでの音響配信とは空間・時間的に次元の異なる本技術の実現により、音を知覚するという体験へのパラダイムシフトが期待される。