トリプルネガティブ乳癌細胞におけるPD-L1発現機構の解析-CD8+T細胞による発現誘導
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K10303 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 24K10303
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分50010:腫瘍生物学関連
- 研究機関
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- 山形大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
トリプルネガティブ乳癌(TNBC)は治療標的となるホルモン受容体発現およびHER2増幅のない乳癌であり、予後不良である。TNBCでは高頻度にPD-L1陽性細胞が認められ、PD-L1はCD8陽性T細胞上のPD-1と結合することにより、抗腫瘍免疫を抑制する。我々は、TNBCにおけるPD-L1陽性細胞はマクロファージ(MΦs)と腫瘍細胞であり、MΦsのPD-L1発現はCD8陽性T細胞により誘導されることを明らかにした。次に我々は、腫瘍細胞のPD-L1発現にはCD8陽性T細胞およびPD-L1陽性MΦsが関与していると考えた。本研究では、単細胞RNA解析による細胞間相互作用の解析とin vitro/in vivoでの検証により、腫瘍細胞のPD-L1発現メカニズムの解明を目指す。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040299749910188928
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN