コネキシン43結合性マイクロRNAを介する多発性硬化症重症化機構の解明と治療開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K10666
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K10666
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52020:神経内科学関連
- 研究機関
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- 国際医療福祉大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
エクソソームは血液脳関門を通過することから、私たちは多発性硬化症(MS)では、GJA1-29k+exosomeは、アストログリア由来で炎症性miR等を伝搬することで増悪させるとの新仮説を立てた。本研究では、(1)エクソソームに含有されるCx43-binding miRをMSの各病期で血清と髄液で解析しMSの障害度パラメーターとの関連を明らかにする。(2) MSで増加しているCx43-binding miRの培養免疫細胞やミクログリアへの作用を明らかにする。(3) 実験的自己免疫性脳脊髄炎でCx43-binding miRの病態との関連を明らかにしantagomiRによる治療を開発する。