MHCクラスⅡ陽性食道癌-細胞障害性CD4陽性T細胞を軸にした新規治療戦略
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K11743
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K11743
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
食道癌は予後不良の難治癌であり、免疫治療の奏効率も限定的である。近年、MHCクラスⅡ拘束性により標的細胞を殺傷する細胞障害性CD4陽性T細胞が注目されている。本研究では食道癌免疫微小環境の機能的な不均一性(heterogeneity)の一因として、MHCクラスⅡ分子の発現に着目し、MHCクラスⅡ陽性食道癌に抗腫瘍効果を発揮する細胞障害性CD4陽性T細胞の同定とその機能解明を目的とする。シングルセル遺伝子発現解析(scRNA-seq)データや画像解析ソフトHALOを用いた解析から細胞障害性CD4陽性T細胞の治療標的分子を明らかにする。