M2マクロファージ阻害による特発性肺線維症合併肺癌の術後急性増悪・癌悪性度の克服
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K12016
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K12016
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55040:呼吸器外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
特発性肺線維症(IPF)は原因不明・予後不良の間質性肺炎で、高率に肺癌を合併する。IPF合併肺癌は予後不良であり、外科切除を行えたとしても術後のIPF急性増悪の発症リスクが高い。本研究の目的は、肺線維化進行・癌悪性度獲得の両者に関与していると言われているM2マクロファージのIPF合併肺癌の肺切除後IPF急性増悪ならびに発癌・癌悪性度獲得における意義を明らかにし、M2マクロファージ阻害による肺切除後IPF急性増悪の予防・治療法ならびにIPF合併肺癌の新規治療の開発を目指す。本研究により、術後IPF急性増悪の抑制・IPF合併肺癌の予後改善に向けた新たな治療戦略の確立が期待される。