LHC超前方における高エネルギー3世代ニュートリノの研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K22504
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K22504
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,290,000 円 (直接経費: 13,300,000 円 間接経費: 3,990,000 円)
研究概要
CERNにてLHC陽子衝突点の超前方にニュートリノ検出器(FASERnu)を設置し、3世代のニュートリノの反応を検出する。2022-2025年の実験により10000事象を超えるニュートリノ反応を蓄積して解析し、未踏のエネルギー領域での3世代ニュートリノの荷電カレント反応断面積の測定、高エネルギーニュートリノ荷電カレント反応におけるレプトン普遍性の検証を目指す。また、特に高エネルギーの電子ニュートリノ反応頻度を測定することにより未知の超前方領域のチャーム生成について初めてのデータを提供する。それに向けた照射実験およびデータ解析を牽引する。