新たに同定した骨髄間葉系幹細胞による造血幹細胞の維持機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K27626
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K27626
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,720,000 円 (直接経費: 14,400,000 円 間接経費: 4,320,000 円)
研究概要
骨内膜領域に存在するALCAM+Itga8+ 細胞が多能性と造血支持能を持つMSCであることを見出した。本研究では、新たに同定されたMSCと他のMSC分画との関係性を理解することで、MSCの機能的階層性を明らかにする。また、ALCAM+Itga8+ MSCによるHSCの維持機構を解明する。さらに、転移学習を駆使して、ALCAM+Itga8+ MSCに相当するヒトMSCの同定に挑戦する。本研究の成果は、造血制御機構の解明だけでなく、HSCの機能低下の防止、さらには機能回復にも応用できると考える。また、治療に効果的なMSCを同定することで、移植治療や再生医療の発展に貢献することが期待される。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040299826881166464
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN