ミューオン原子核捕獲反応で探る2α放出のダイナミクス
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K00647
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K00647
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,460,000 円 (直接経費: 14,200,000 円 間接経費: 4,260,000 円)
研究概要
近年、原子核内に一定割合で局在するα粒子、重陽子等の複合系も原子核の重要な構成要素であることを示唆する研究結果が多く報告されている。弱い相互作用を起源とするミューオン原子核捕獲反応測定においても、2α放出チャネルで生成する残留核がα多重度から予想される以上に多く生成するらしいことがわかってきた。しかし、放出される2α間の相関は未測定であり、どのような過程で2α放出が起こるのか不明である。本研究では、μNCから放出される2αの運動エネルギーと放出角度の相関を測定により明らかにし、理論モデル解析を通じて2α放出の背後に潜むダイナミクスを解明する。