想定を上回る横方向荷重に対する河川橋梁の冗長性確保に関する研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K00971
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K00971
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分22020:構造工学および地震工学関連
- 研究機関
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- 熊本大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,590,000 円 (直接経費: 14,300,000 円 間接経費: 4,290,000 円)
研究概要
地震や豪雨などの自然災害により河川橋梁の流失や損壊が頻発している.我が国の約68%の橋梁を管理する市区町村の河川橋梁には,計画高水位に対する桁下余裕高は小さく,耐震化も進んでいない既存不適格な橋梁が多く,地震および河川増水に対し致命的な損壊とならないような対策の実施が急務である. 本研究では,構造工学・地震工学・計算力学・水工学を専門とする研究者が協働し,橋梁の被災実態を解明し,荷重の作用と構造側の抵抗の観点から,設計想定を上回る強地震や河川増水による横荷重の作用に対して既存不適格や越水リスクが高い河川橋梁の冗長性を向上・確保し,落橋や流失を防止できる構造や照査法を提案する.