戦時下日本の実用家具のデザインと技術の特質解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K03223
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K03223
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分90010:デザイン学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 11,570,000 円 (直接経費: 8,900,000 円 間接経費: 2,670,000 円)
研究概要
戦時下日本で開発製造された実用家具は長年未着手の研究対象であった。しかし英国・米国では戦時下の実用家具の歴史研究が相当進んでいる。本研究は、戦時下日本の実用家具の実物を詳細に観察・計測・撮影することにより、その意匠・材料・構造・製造技術の特質を解明するものである。調査対象は、1938年の国家総動員法に基づく『家具公定価格集』(家具指物新聞社、1943年)の分類に従い、①洋家具類、②曲木家具、③桐箪笥、④塗箪笥・雑木箪笥、⑤鏡台とする。併せて、⑥海外(英国・米国)の実用家具の意匠・材料・構造・製造技術の特質を把握して、日本全国・英国・米国の実用家具の特質の共通点・相違点・背景要因を解明する。