将来のアレルギー性気道炎症発症に影響しうる新生児期特異的な肺間質内免疫応答の解明
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- 松原 圭佑
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP24K23320
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 24K23320
- 研究種目
- 研究活動スタート支援
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 0803:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2024-07-31 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 2,860,000 円 (直接経費: 2,200,000 円 間接経費: 660,000 円)
研究概要
新生児期の免疫応答の状況が将来の疾患感受性に影響を与えることが示唆されているが、メカニズムの詳細は不明である。以前の研究で、免疫細胞の遊走や活性化に重要な役割を果たすDOCK2を欠損するマウスがアレルギー性気道炎症を自然発症し、新生児期に三次リンパ組織(TLS)様の免疫細胞の集積が形成されることを発見した。本研究では、新生児期のTLS様構造がアレルギー性気道炎症発症に重要であるとの仮説を立て、その形成機序を探ることで、新生児期の免疫応答が将来の疾患発症にどのように寄与するかを解明したい。