日本語教育における対話型実践の歴史的・社会的文脈―直接法開発からCEFR受容へ
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K04222 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K04222
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
-
- 基金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分02090:日本語教育関連
- 研究機関
-
- 早稲田大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 5,850,000 円 (直接経費: 4,500,000 円 間接経費: 1,350,000 円)
研究概要
言語教育における対話の概念は,歴史的には19世紀半ばのいわゆる直接法の開始に由来し,その流れは2001年公開出版の「ヨーロッパ言語共通参照枠CEFR」にも確実につながっている.しかし,そうした事実については,日本語教育界ではまったく知られていないのが現状である. 本研究では,こうした対話型実践について,まず歴史的観点から文献調査を行うとともに理論的な裏付けを行う.次に,大学・日本語学校・企業・自治体等でインタビュー調査を行い,その社会的課題を明確にする. この研究により,対話型実践の理念・実施・評価をまとめて普及することを目的とする.