水生無脊椎動物における非侵襲的DNA抽出手法の確立とその応用

研究課題情報

体系的番号
JP25K09161 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25K09161
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分39060:生物資源保全学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2025-04-01 〜 2028-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)

研究概要

本課題では非侵襲的に遺伝子情報の取得が困難である微小貝類(二枚貝類の稚貝・カワザンショウ類),絶滅危惧IB類に指定されている棲管性多毛類(ツバサゴカイ)とその共生甲殻類(オオヨコナガピンノ・ウチノミカニダマシ)を対象として,水試料からDNAを抽出し,個体を傷つけず遺伝的特徴を詳細に評価する技術の確立を目指す.技術確立が達成できた際には,発展的な研究として,野外にて上記生物の集団遺伝構造の評価を試みる.本技術は生物多様性の保全に加え,海洋生態系解明の促進やゲノム編集・選抜育種の評価などに応用できる点で,基礎から応用まで幅広い学術領域への貢献を果たすと期待される.

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