イネ属種間の生殖障壁を打破するエピジェネティックシステム

研究課題情報

体系的番号
JP25K01989 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
25K01989
研究種目
基盤研究(B)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分39010:遺伝育種科学関連
研究機関
  • 九州大学
研究期間 (年度)
2025-04-01 〜 2029-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
18,200,000 円 (直接経費: 14,000,000 円 間接経費: 4,200,000 円)

研究概要

野生種の遺伝資源の利用を促進するため、生殖的隔離の打破は重要な目標である。研究代表者らは栽培イネの近縁野生種においては雑種花粉不稔遺伝子座S21には複対立遺伝子が分化し、AAゲノム種間相互の生殖的隔離を形成していることを示した。本研究ではエピジェネティック機構の分子基盤を明らかにする。当該現象が特定のアレル組合せにおいてのみ観察される現象であることから、その原因配列の特定を行う。加えて、雑種不稔の原因遺伝子の単離を行い、従来のS21が支配する遺伝モデルの再構築に取り組み、複対立遺伝子の分化による生殖的隔離障壁の多様化の要因を明らかにする。

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