アジアにおける地下水中のヒ素挙動にもたらす地球温暖化の影響の研究
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- 桑原 義博
- 研究代表者
- 九州大学
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- NGUYEN THINH
- 研究分担者/共同研究者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20F20090
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20F20090
- 研究種目
- 特別研究員奨励費
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分63010:環境動態解析関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-24 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 中途終了
- 配分額*注記
- 2,300,000 円 (直接経費: 2,300,000 円 間接経費: 0 円)
研究概要
本研究の概要は、アジアで大きな問題となっている大デルタ地域の高ヒ素濃度問題に対して、ダム建設など人間活動による地下水位の低下と地球温暖化による海面上昇によるデルタ堆積物層におけるヒ素の挙動や微生物活動への影響やそのメカニズムを理解することで、この問題の解決を図ろうとするものである。本研究では、(1)デルタ内のヒ素に富む堆積物層に存在する微生物種を特定しヒ素挙動との関連を探る、(2)メコン川の水位低下及び海面上昇がもたらす地球生物学的プロセスを介したヒ素挙動への影響を探る、(3)デルタ内のヒ素に富む堆積層の形成時期とその推移について探る、という3つの課題を立て、未解決な問題を解明する。