人はなぜ国家形成へと向かったのか:日英中を対象としたミクロ-マクロ架橋的比較研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H01350
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H01350
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分03050:考古学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 17,680,000 円 (直接経費: 13,600,000 円 間接経費: 4,080,000 円)
研究概要
国家を主軸として保証されてきた人と人との繋がり・社会の安定は、グローバル化を中心とするさまざまな問題により揺らぎつつある。そもそも人はなぜ広域にまとまり繋がるようになったのか?個々の親族集団、共同体に暮らしていた人々はなぜ特定の人や組織に従うようになったのか?社会の複雑性の増大、国家形成のメカニズムを解明するこは、国家と社会のより良いあり方を考え直す上で、かつてなく重要になっている。従来の研究では、システムや制度の復元というマクロな視点のみに重きが置かれがちであったが、個々人の思考や行動の構造化とその原理というミクロな視点からの分析を新たに加え、今日の人類の直面する問題の原点を解き明かしたい。