モンゴル遊牧民の食習慣の変化が腸内フローラへ及ぼす影響
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H01391 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H01391
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分04010:地理学関連
- 研究機関
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- 明治大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,810,000 円 (直接経費: 13,700,000 円 間接経費: 4,110,000 円)
研究概要
モンゴル国の草原部は、畜産品に依存する伝統的食習慣が現存する稀に見る地域であるが、市場経済体制移行後は人口の半分以上が西洋化した首都に暮らす。本研究では、食習慣の変化が健康指標の1つである腸内フローラに及ぼす影響を明らかにする。 課題1: 畜産品の摂取割合と腸内フローラを、都市住民(畜産品摂取量少・中グループ)と草原の遊牧民(多グループ)で比較する。 課題2: 伝統食で効能の知られるアイラグ(発酵馬乳)が多飲される名産地にて、摂取量による腸内フローラの違いを明らかにする。 課題3: 近年の製法の変化によるアイラグの微生物の菌叢の変化を、次世代シーケンサーによるメタ16S rRNA解析で解明する。