顕微イメージングを用いた非平衡ソフトマター不均一系の局所力学応答測定
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- 木村 康之
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H01873 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20H01873
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分13040:生物物理、化学物理およびソフトマターの物理関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 18,070,000 円 (直接経費: 13,900,000 円 間接経費: 4,170,000 円)
研究概要
細胞をはじめとするソフトマター複雑系を理解するためには、メソスケールでの局所空間構造と局所物性の相関を解明することが重要である。本課題では、局所構造と力学応答 の同時観測を行うために、ホログラフィック顕微鏡法と差分動的顕微鏡法を用いて研究を推進する。前者は系に分散した粒子の3次元運動追跡により、後者は粒子濃度の時間空間揺らぎから局所構造と局所物性に関する情報を得るものである。本研究ではこれらを、レオメータにより巨視的に非平衡状態に駆動された系、およびアクティブ流体やアクティブ粒子により局所的に駆動された非平衡ソフトマター系に適用し、生命現象理解のための基礎情報を得ることを目指す。