ゲノム進化予測による薬剤耐性菌発生防止に向けた研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20H03579
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20H03579
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 小区分52010:内科学一般関連
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,810,000 円 (直接経費: 13,700,000 円 間接経費: 4,110,000 円)
研究概要
近年、医療現場で用いられている抗菌薬に対し抵抗性を示す薬剤耐性菌がヒトの健康を脅かす存在として認知されつつあります。抗菌薬を適切に使用することで薬剤耐性菌の発生を抑制する試みが行われていますが、ヒトの体内でどのような過程を経て薬剤耐性菌が発生するのか未だ不明な点は多く、薬剤耐性菌発生の抑制に細菌の情報が十分活用されていない現状にあります。私たちは本研究を通じヒトの体内で抗菌薬に感受性を示す細菌が時間経過とともに薬剤耐性菌へと進化する過程を詳細に解析することで、薬剤耐性菌発生の抑制に寄与する因子の探索を行います。