DEFによる化学膨張を受けたRC部材の構造性能評価
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K04650 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 20K04650
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分22010:土木材料、施工および建設マネジメント関連
- 研究機関
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- 名城大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
DEFに関しては,国内外問わず数多くの研究が行われているが,力学的に統一的に解明されたとは言い難い状況にある.本研究では, DEFに起因する化学膨張が,RCはりの構造性能にどの程度影響を及ぼすかエネルギー的視点から明らかにすることを目的とする.DEFに起因する化学膨張エネルギーを測定する.同時に,DEFしよる損傷を受けたRCはり試験体を作製し載荷試験を行うことで,DEFがRC部材の構造性能に与える影響について実験的に明らかにする.さらに総エネルギー一定則に基づく数値検証を行う.本研究の達成により,化学膨張エネルギーを介して,DEFの生成条件とRC部材の構造性能を結びつけることが可能となる.