免疫逃避機構の解除による抗腫瘍効果の機序解明と膵癌微小環境制御に基づく治療法開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K07678
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K07678
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
膵癌は早期発見が困難であり、化学療法などに治療抵抗性を示すことから、最も予後不良な癌種の一つである。一方、癌免疫療法に飛躍をもたらした免疫チェックポイント阻害剤は、癌種やマイクロサテライト不安定性などにより奏効率に違いが認められるが、その原因をneoantigenだけでは説明できない。本研究では膵癌において、免疫チェックポイントであるPD-L1経路やCTLA-4経路以外の癌免疫応答にブレーキをかけている機序を同定するため、治療前後の膵癌組織における免疫細胞のモニタリングを行い、新たな機序で免疫逃避機構を解除し抗腫瘍効果の回復を目指す。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040566775677703808
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN