多孔質炭酸アパタイト・魚コラーゲン複合体をスキャフォールドとした戦略的骨再生治療
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K10180
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K10180
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分57060:外科系歯学関連
- 研究機関
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- 徳島大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
申請者らが人工合成に成功した炭酸アパタイト(CAP)は、骨置換性を有する新規骨補填材として、既に臨床で使用されているが、「多孔化」やコラーゲンとの複合化による「操作性の向上」などの改良を進めている。さらに、本研究ではこれらを発展させ、大きな骨欠損の再建を目指したいと考え、次の4戦略を考案した。①骨形成に最適な多孔質CAP・魚うろこコラーゲン複合体作製条件を確立し、連続気孔を有し、操作性の良い新規骨再生スキャフォールドを創製する。②①の気孔内に骨髄幹細胞を注入し、異所性の骨再生を試みる。③①に血管を通し、血流を有する大きな骨の再生を図る(血管柄付き再生骨)。④③を顎骨再建へ応用する。