ノドパチー型CIDPの中枢神経・腎臓病変の解析に基づく神経障害機構の解明と治療
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- 緒方 英紀
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP20K16602
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 20K16602
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52020:神経内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2020-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 3,770,000 円 (直接経費: 2,900,000 円 間接経費: 870,000 円)
研究概要
近年、ランビエ傍絞輪部に局在するneurofascin 155(NF155)やcontactin-1 (CNTN1)に対する自己抗体が一部の慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)症例で陽性になることが明らかとなった。抗NF155抗体陽性CIDPは中枢神経病変を、抗CNTN1抗体陽性CIDPはネフローゼ症候群を合併することが報告されているが、その頻度、特徴、免疫・遺伝学的発症機序は明らかとなっていない。本研究では自己抗体陽性CIDPの末梢神経外の病変に注目し、その詳細を明らかにすることが目的である。