抗P2X4抗体Fabの構造を基盤とした大腸菌発現の改良およびFabの高機能化
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K06517
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K06517
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分47020:薬系分析および物理化学関連
- 研究機関
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- 国際医療福祉大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
低分子化抗体Fabは安定性、抗原親和性が優れており、抗体医薬品の次世代フォーマットとして期待されている。Fabは大腸菌発現から得られたリコンビナントが医薬品にも使われているが、リコンビナントFabは各抗体依存的に発現量が少ないものも多い。そこで我々は大腸菌発現系で調製した可溶性抗P2X4抗体Fabのアミノ酸変異を行い、大腸菌発現量の理論的な改良を目指す。さらに調製したFab を利用し、痛みのターゲット分子であるP2X4受容体の機能抑制を目標とした酵素とのコンジュゲート抗体の調製および評価を行う。また抗体医薬品において問題となっている凝集抑制を目的とした糖鎖付加法の開発を行う。