中性子捕捉療法のための平面三配位ホウ素化合物の開発研究

研究課題情報

体系的番号
JP21K09118 (JGN)
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)

科研費情報

研究課題/領域番号
21K09118
研究種目
基盤研究(C)
配分区分
  • 基金
審査区分/研究分野
  • 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関
  • 筑波大学
研究期間 (年度)
2021-04-01 〜 2025-03-31
研究課題ステータス
交付
配分額*注記
4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)

研究概要

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)は腫瘍特異的に取り込まれたホウ素化合物に対して中性子照射を行い、10μm飛程のα線による単一腫瘍細胞レベルの殺腫瘍効果を得る、難治性腫瘍に対する画期的な治療方法である。しかし、既存のホウ素化合物では、腫瘍指向性が低いため、腫瘍/正常組織の至適ホウ素濃度比の維持が困難で、治療直前に持続大量投与が必要となり、容量負荷や腎毒性が問題となっている。我々は、高い腫瘍指向性の、構造自体にホウ素が組み込まれ非常に安定な、両親媒性の、平面型ホウ素内在型低分子化合物を開発した。本研究では腫瘍細胞への取り込み試験、毒性試験、各臓器への取り込み試験、細胞・動物照射実験を行う。

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

ページトップへ