大腸がんctDNAの術後早期再発診断システム開発と再発への進化系統樹の臨床的意義
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K07179 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 21K07179
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
国立がん研究センター2020年の統計における大腸がん死亡数予測では肺がんに次いで2位であり、死亡数逓減の取り組みが必要である。再発大腸がん症例において現在の血清腫瘍マーカーとCT/MRI画像検査を凌駕する検査法を構築したい。大腸がん臨床病期II/III期において簡便かつ低侵襲に検査が可能なリキッドバイオプシーシステムを提案し、原発巣のゲノム変異プロファイルからctDNAモニタリング用に標的変異遺伝子を経時的にdigital PCR解析を行う実装的なモニタリングシステムを構築したい。クローナリティを経時的にみることは再発巣での治療標的を検出できる可能性があり臨床的に極めて重要である。