超微量粉末電気化学の展開による次世代型湿式精錬プロセスの開発
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- 三木 一
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21K18923
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21K18923
- 研究種目
- 挑戦的研究(萌芽)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分31:原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-07-09 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 6,370,000 円 (直接経費: 4,900,000 円 間接経費: 1,470,000 円)
研究概要
溶液内の状態を把握するため、電気化学的手法が広く用いられているが、湿式精錬で一般的な懸濁系、粉末試料への適用は難しい。本研究では、応募者の開発した超微量粉末電極の改良などにより、微小粉末試料の浸出・反応の定量に加え、粉末同士の接触時の挙動を解析する。応募者の確立した手法は、簡便に超微量の微粒子電極を作成でき、感度も従来法と比較して歴然としている。これらミクロスケールでの微粒子の挙動を組み合わせることにより、マクロスケールとなる反応槽内の懸濁液溶液での浸出挙動を予測する。応募者の作成する、溶存酸素やpH、電位を常に最適な状態に制御できる電解槽の開発により、次世代型湿式精錬プロセス開発に貢献する。