ニューロン内競合に基づく選択的な神経突起リモデリングの分子機構
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- 今井 猛
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP21H05696
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 21H05696
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2021-09-10 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 7,800,000 円 (直接経費: 6,000,000 円 間接経費: 1,800,000 円)
研究概要
神経突起リモデリングには、ニューロン間競合によって生じるものと、ニューロン内競合に基づくものとがあると考えられているが、いずれも競合の実体は不明である。本研究では、ニューロン内競合によって特定の神経突起のみが強化され、他の突起が刈り込まれる機構について、嗅球僧帽細胞をモデルとして明らかにする。具体的には、神経活動によって神経突起の強化や刈り込みを制御するRhoファミリーGTPaseに着目し、ニューロン内競合の実体を明らかにするとともに、神経突起の「勝者」と「敗者」を決めるパラメータを同定する。