歴史学習・遠隔協働学習を通した平和共存のための日本語教育研究
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- 松永 典子
- 研究代表者
- 九州大学
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- NURHAIZAL AZAM
- 研究分担者/共同研究者
- 広島市立大学
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- 松岡 昌和
- 研究分担者/共同研究者
- 大月短期大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K00668
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K00668
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分02090:日本語教育関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2027-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
近年の日本語教育研究において、欧米では、歴史学習を通した内容言語統合型学習として平和共存をめざす取り組みが進む。日本では「広義の平和教育」が扱う人権・貧困等へ「内容」が傾斜しており、アジアと日本との相互文化理解を阻む歴史認識の齟齬や異文化理解への視点を欠く。本研究では、アジアの平和共存に向けた言語・文化・歴史学習の関連付けをめざし、日本語学習と歴史学習の統合による相互文化理解のあり方を実証的に明らかにする。この目的のため、日本語教育史、多文化・多様性理解という領域を含む日本語教育の学際性を活かし、歴史学習・日本語学習・国際遠隔協働学習を統合した新しい学習方法を開発し、課題解明をはかる。