生体内再生能を有する微小細切化軟骨をコーティングした人工材料移植技術の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K09861
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K09861
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分56070:形成外科学関連
- 研究機関
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- 札幌医科大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
繊細な立体構造の再現のためには肋軟骨は現在最も有用とされる生体材料であるが、肋軟骨移植では、軟骨採取部位の術後疼痛、胸郭変形に手術時期が限定される。また移植軟骨の変形を生じることがあるなどの点から、肋軟骨に代わり種々の人工材料、または再生医療の導入が試みられている。しかし人工材料では皮下浅層に埋入した場合、容易に感染を惹起し、現時点では適した材料がない。再生医療による軟骨再生では各種報告されてはいるものの、臨床応用に至るレベルに達しているものは少ない。そこで、人工材料、再生医療の利点を合わせたハイブリッドの素材を獲得するため本研究を行うこととした。