糸状菌由来遺伝子組み換え酵母により生産されるテルペンを用いた抗蟻性物質の探索
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22K05778
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22K05778
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分40020:木質科学関連
- 研究機関
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- 宮崎県木材利用技術センター
- 研究期間 (年度)
- 2022-04-01 〜 2025-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,160,000 円 (直接経費: 3,200,000 円 間接経費: 960,000 円)
研究概要
一般的に『精油』として知られるテルペン類の中には、α-cadinolやsandaracopimarinol、16-phyllocladanolのように殺蟻活性や抗蟻(摂食抑制)活性を示すものがあることが知られている。一方で、精油は生産量が僅かである場合が多く、多種のテルペンの混合物として得られるため、テルペンの機能性を生かした防蟻処理についてはあまり研究が進んでいない。 <BR> 本研究では糸状菌のSTS及び様々な化合物に対して代謝能を持つ糸状菌のCYP遺伝子を酵母に導入しテルペン類の生産・代謝を行い、これにより生産されたテルペンを用いて防蟻性能試験を行うことで、天然物であるテルペンまたはその生物変換物による防蟻処理技術の開発を目指す