植物の硫黄同化・代謝とその調節機構:超硫黄分子関与の可能性
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- 丸山 明子
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22H05573
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22H05573
- 研究種目
- 学術変革領域研究(A)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 学術変革領域研究区分(Ⅲ)
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-06-16 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
硫黄(S)は動植物の必須多量元素である。植物は無機Sを有機Sへと同化することで生物の生命維持に貢献する他、多くの有用含硫化合物を生合成する。 S不足に応じた代謝変換を司る転写因子SLIM1は、植物特有の転写因子族EILの一つである。その遺伝子発現はS条件により変動せず、slim1変異株の相補もS不足下でのみ起きることから、その機能発現はタンパク質レベルの調節によると考えられる。 本研究では、EIL転写因子の機能分化、S栄養に応じたSLIM1の機能発現機構、およびSの貯蔵と植物の生育促進との関連を明らかにする。