炎症性単球を標的とした網膜変性治療薬のグローバル開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP22KK0136
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 22KK0136
- 研究種目
- 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2022-10-07 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 18,850,000 円 (直接経費: 14,500,000 円 間接経費: 4,350,000 円)
研究概要
網膜変性は眼科領域の大きなアンメットニーズであり、加齢黄斑変性(Age-related macular degeneration:AMD)を含む多くの患者に高度の視力障害をもたらす。申請者はこれまでに神経炎症に着目して研究を進め、末梢血単球由来のマクロファージが網膜変性を促進するという新しいメカニズムを提唱してきた。このユニークなコンセプトを国際的に確立するために、このような網膜変性に伴う単球/マクロファージの変化が、人種や疾病を超えて起こっているかシングルセルレベルで解析する。また世界の失明原因の主因をなすAMDを対象として、抗炎症ナノ粒子薬のグローバル開発に取り組む。