DASによる超高密度データを正しく使うための下処理手法の提供
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- 江本 賢太郎
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K03553
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 23K03553
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17040:固体地球科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
DAS(Distributed Acoustic Sensing)技術を用いると、通信用に敷設された既存の数十kmの光ファイバーケーブルを用いて、数m間隔で振動記録を計測することができる。断層周辺の詳細な地下構造の推定が期待されるが、ケーブルの敷設状況によって、必ずしも正しい地面の揺れを反映しているとは限らない。本課題では、まず実際の敷設状況を模擬した環境でDASを行うことで、敷設状況がデータに与える影響を明らかにする。この知見を用いて、実際のDAS観測で得られた非常に複雑な空間変化に対し、ケーブルの敷設による影響を取り除き、真に地下構造を反映した部分を抽出し、地下構造を推定する。