ヒトの優位眼の役割は何か?両眼干渉と両眼競合課題を用いた視覚誘発電位研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K06799 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K06799
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分51020:認知脳科学関連
- 研究機関
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- 福岡国際医療福祉大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
1次視覚野(V1)のニューロンには眼優位性があるが, その生理的意義は深く考えて来られなかった。ヒトの視機能を客観的に評価する方法として視覚誘発電位(VEP)がある。ヒトの視覚情報は, 小細胞系(P系)と大細胞系(M系)で処理され, P系は物の形や輪郭, 色情報を, M系は物の動き, 立体視に重要である。P系とM系を選択的に刺激する視覚刺激を用いた優位眼の機能に関するVEP研究はほとんどない。そこで, V1における優位眼と非優位眼の機能的差を, 両眼干渉を指標にした多モダリティVEPで検討する。さらに両眼競合課題でのVEPも記録する。以上より, ヒトの優位眼の役割を電気生理学的に解明する。