膵がん微小環境を構築する細胞社会において免疫寛容に寄与するがん代謝機構の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP23K08215 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 23K08215
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2023-04-01 〜 2026-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
一般に細胞生存にはエネルギー産生にむけた代謝機構が必須で、がん細胞も生理的な代謝機構に変異を加えており、がん代謝は生存へのエネルギー産生のみならずその代謝産物ががん微小環境において免疫寛容を誘導することも知られている。マルチターゲットながん治療標的としても重要であると考えられるが、臨床症例のがん微小環境のなかで周囲細胞とクロストークして悪性度を獲得するがん細胞を解析した報告はない。 本研究においてわれわれは膵がん微小環境における腫瘍免疫応答に関係するがん代謝機構について、空間情報を伴う遺伝子発現プロファイルならびに一細胞レベルでのトランスクリプトーム情報の統合解析を行い、治療標的の同定を目指す。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040577277050632448
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN